妊活サプリを飲んでいるのに実感がない?  妊活中に見直したい栄養・血流・身体の整え方

サプリを頑張って飲んでいるのに、不安になっていませんか?

「葉酸も飲んでいる。鉄やビタミンDも気をつけている」

「妊活のためにできることは、なるべく取り入れている」

それなのに、

「これ、本当に意味があるのかな……」

「半年以上続けているけれど、何も変わっていない気がする」

そんな不安を感じたことはありませんか?

妊活を始めると、葉酸、鉄、亜鉛、ビタミンD、CoQ10など、さまざまな栄養素やサプリメントの情報を目にするようになります。

赤ちゃんを迎えるために少しでもできることをしたい。

そう思って、毎日忘れずにサプリメントを飲んでいる方も多いでしょう。

だからこそ、結果が見えないと、

「もっと何かしたほうがいいのかな」

「別のサプリに変えたほうがいい?」

と焦ってしまいますよね。

でも、妊活中に大切なのは、サプリメントを増やし続けることだけではありません。

一度立ち止まって、毎日の食事や睡眠、お腹の調子、運動、身体の緊張など、身体全体のコンディションにも目を向けてみませんか?

今回は、妊活中の栄養と身体の状態について、鍼灸師の視点も交えながらやさしくお伝えします。

サプリメントは「飲めば妊娠できるもの」ではありません

まず、最初にお伝えしておきたいことがあります。

サプリメントは、妊娠を保証するものではありません。

不足しやすい栄養素を補うための選択肢であり、基本となるのは毎日の食事や生活習慣です。

特に葉酸のように、妊娠を希望する時期から摂取が勧められている栄養素もあります。

一方、

「高価なサプリだから妊娠しやすくなる」

「種類を増やせば増やすほどいい」

というわけではありません。

妊活中は情報が多いからこそ、知らないうちに、

「葉酸も」
「鉄も」
「亜鉛も」
「ビタミンDも」
「CoQ10も……」

と増えてしまうことがあります。

まずは、「何を飲むか」だけではなく、今の食事や生活、身体の状態を一緒に見直してみることが大切です。

こんな状態、続いていませんか?

妊活中はどうしても「子宮」や「卵巣」に意識が向きやすくなります。

でも、私たちの身体はすべてつながっています。

次のようなことに心当たりはありませんか?

お腹の調子

  • 便秘や下痢を繰り返す
  • お腹が張りやすい
  • 食後に胃が重くなる
  • 食生活が不規則になりやすい
  • 忙しくて食事を急いで済ませることが多い

身体の緊張

  • 首や肩がいつもガチガチ
  • 気づくと歯を食いしばっている
  • 呼吸が浅いと感じる
  • デスクワークで長時間座りっぱなし
  • 寝ても疲れが残る

心の状態

  • 妊活について一日中考えてしまう
  • 生理予定日が近づくと気持ちが落ち着かない
  • SNSで妊娠報告を見るのがつらい
  • 「休んでいる場合じゃない」と思ってしまう
  • 何もしない時間があると、逆に不安になる

いくつか当てはまりましたか?

もしそうなら、「もっと頑張ること」を追加する前に、今の身体をいたわる時間をつくってあげてもいいのかもしれません。

妊活中こそ、胃腸の調子を大切に

食べ物やサプリメントに含まれる栄養素は、口に入れただけで終わりではありません。

消化され、必要なものが体内で利用されていきます。

だからこそ、妊活中は「何を食べるか」と同じくらい、毎日の食生活や胃腸の状態を大切にしてほしいと考えています。

忙しいから朝食は抜く。

昼食はパソコンを見ながら急いで食べる。

夜は帰宅が遅く、寝る直前に夕食をとる。

そんな毎日が続いていないでしょうか。

完璧な食生活にする必要はありません。

まずは、

「今日はゆっくり噛んで食べてみよう」

「温かい汁物を一品追加してみよう」

といった小さなことからで大丈夫です。

「休むのが苦手」になっていませんか?

妊活中の患者様とお話ししていると、

「身体を休ませたほうがいいと分かっているのですが、休むのが苦手なんです」

という言葉を伺うことがあります。

仕事。

家事。

家族のこと。

通院。

そして妊活。

予定をこなしているうちに、気づけば一日中、身体にも心にも力が入っている。

夜になって布団へ入っても、

「次の排卵日は……」

「今度の検査は……」

「仕事をどうやって休もう……」

と頭の中では考え続けている。

そんな状態になっている方も少なくありません。

自律神経は「ONとOFF」を切り替えています

私たちの身体では、自律神経が心拍や消化など、意識しなくても行われるさまざまな働きを調整しています。

活動するときに働きやすい「交感神経」。

休息するときに働きやすい「副交感神経」。

どちらかが良くて、どちらかが悪いわけではありません。

大切なのは、そのときの状況に合わせて切り替わることです。

ところが、

「仕事を頑張らなくては」

「妊活もちゃんとやらなくては」

「食事にも気をつけなくては」

と、ずっと身体に力が入っていると、休む時間になってもうまく気持ちが切り替わらないことがあります。

だから、妊活中こそ、

何かを追加するだけでなく、力を抜く時間をつくる。

そんな視点も大切にしてほしいと思います。

東洋医学では「脾胃」を大切にします

東洋医学では、胃腸に関係する働きを「脾胃(ひい)」という考え方で捉えます。

「脾胃は後天の本」という言葉があり、食べたものから身体を養っていく働きを大切に考えてきました。

現代医学の消化器と完全に同じ意味ではありませんが、東洋医学では昔から、

「何を食べるか」

だけではなく、

「食べたものを身体がどう受け取るか」

にも目を向けてきたのです。

妊活中だからと栄養のことばかり考えて疲れてしまったら、一度、自分のお腹の調子にも目を向けてみてください。

妊活中の身体をいたわる選択肢として「鍼灸」

「身体にずっと力が入っている」

「肩や腰がつらい」

「妊活のことを考え続けて疲れてしまった」

そんなとき、身体をケアする方法の一つとして鍼灸があります。

ぐんじ鍼灸治療院では、「妊活=お腹だけ」と考えません。

肩や首の状態。

背中や腰。

お腹。

足元。

姿勢。

睡眠やお通じ。

そして、今どんなことで悩んでいるのか。

身体全体のお話を伺い、その日の状態に合わせて施術を行います。

もちろん、鍼灸を受ければ妊娠できる、卵子の質が上がる、といったことをお約束するものではありません。

私たちが大切にしたいのは、

妊娠を目指して毎日頑張っている女性が、自分の身体をいたわる時間をつくること。

「ここに来たときくらいは、何も頑張らなくていい」

そう感じていただける場所でありたいと思っています。

鍼灸だけでなく「動くこと」も大切に

身体をいたわるというと、「休むこと」ばかりを想像するかもしれません。

でも、適度に身体を動かすことも健康づくりには大切です。

特に、一日中デスクワークをしている方は、同じ姿勢が長く続きがちです。

ぐんじ鍼灸治療院では、必要に応じて、自宅でも取り組みやすいストレッチや身体の動かし方もお伝えしています。

難しい運動を毎日続ける必要はありません。

「昼休みに少し歩く」

「1時間座ったら、一度立ち上がる」

「お風呂上がりに股関節をゆっくり動かす」

そんな小さな習慣から始めてみましょう。

今日からできる3つのセルフケア

1.お腹を冷やさず、心地よく過ごす

「冷えたら妊娠できない」と心配しすぎる必要はありません。

ただ、お腹や足元が冷えて不快に感じる方は、身体を心地よく保つ工夫をしてみましょう。

湯船につかる。

靴下や服装を調整する。

温かい飲み物を楽しむ。

大切なのは「妊娠するために温めなければ」と頑張ることではなく、自分が気持ちよく過ごせることです。

2.食事やサプリは「焦らず、決められた方法で」

サプリメントは、商品ごとに飲み方が異なります。

基本は製品の表示や医師・薬剤師からの指示に従いましょう。

「妊活に良いらしいから」と複数のサプリを自己判断で追加すると、同じ栄養素を摂りすぎてしまう場合もあります。

現在飲んでいる薬や治療との組み合わせが気になる場合は、医師や薬剤師へ確認してください。

3.お風呂上がりに5分だけ身体を動かす

座りっぱなしの日は、お風呂上がりに股関節や背中をゆっくり動かしてみましょう。

例えば、床に座って足の裏同士を合わせ、無理のない範囲で股関節周りを動かします。

「痛いほど伸ばす」必要はありません。

気持ちよく呼吸できる程度で十分です。

5分できなければ1分でも大丈夫。

大切なのは、頑張ることではなく、身体へ意識を戻してあげることです。

妊活は「足し算」ばかりにしなくていい

妊活を始めると、

葉酸を飲む。

運動する。

食生活を整える。

基礎体温を測る。

病院へ行く。

サプリを調べる。

やることが、どんどん増えていきます。

真面目な方ほど、すべてを100点でこなそうとします。

でも、妊活はあなたを苦しめるためのものではありません。

新しいことを一つ増やすなら、ときには一つ減らしてもいい。

今日は疲れているなら、運動を休んでもいい。

情報を見るのが苦しくなったら、SNSを閉じてもいい。

サプリメントの種類に迷ったら、一人で抱えず専門家へ聞いてもいい。

身体を整えることと同じくらい、自分に優しくすることも忘れないでください。

まとめ|サプリだけに頼らず、身体全体を見つめてみませんか?

妊活中、

「できることは全部したい」

そう思うのは、とても自然なことです。

だからこそ、サプリメントを真面目に飲んでいるのに結果が見えないと、不安になりますよね。

でも、

「結果が出ないのは、私の努力が足りないから」

と自分を責めないでください。

妊娠は、サプリメントや生活習慣だけで決まるものではありません。

まずは、自分がこれまで頑張ってきたことを認めてあげてください。

そして、

食事はどうかな。

眠れているかな。

身体に力が入りっぱなしになっていないかな。

お腹の調子はどうかな。

最近、自分のためにゆっくりしたのはいつだったかな。

そんなふうに、身体全体へ目を向けてみませんか?

妊活を頑張るためではなく、毎日頑張っているあなた自身を大切にするために。

ぐんじ鍼灸治療院では、一人ひとりのお悩みや身体の状態を丁寧に伺いながら、妊活中の身体づくりをサポートしています。

妊活中のお身体について、一人で悩んでいませんか?

「妊活のためにいろいろ試しているけれど、本当にこれでいいのか不安」

「肩こりや冷え、お腹の調子も気になっている」

「不妊治療をしながら、身体のケアもしていきたい」

「妊活について話せる場所がなくて、少し疲れてしまった」

そんな方は、どうぞ一人で抱え込まずにご相談ください。

今のお身体の状態や生活について丁寧にお話を伺いながら、無理なく続けられる身体のケアを一緒に考えていきます。

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ぐんじ鍼灸治療院

妊活を頑張る女性が、少し肩の力を抜いて、自分の身体を大切にできる場所でありたいと考えています。

「こんなことを相談していいのかな?」

と思うような小さなお悩みでも大丈夫です。

あなたのお話を、ゆっくり聞かせてください。


※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、妊娠を保証するものではありません。サプリメントの使用や不妊治療については、医師・薬剤師などの専門家とご相談ください。強い痛みや出血、長く続く体調不良などがある場合は、医療機関を受診してください。

参考情報

厚生労働省、日本産科婦人科学会などの一般向け情報を参考に、妊活中の方に分かりやすい表現で構成しています。

大原ぐんじのイメージ
ぐんじ鍼灸治療院 院長
大原ぐんじ
名古屋市千種区・池下駅徒歩2分の「ぐんじ鍼灸治療院」院長。自身も家族で不妊治療を経験したことからサポートに力を注ぎ、毎年100名以上を妊娠へと導く。25年以上の健康指導経験を活かし、妊活から自律神経・更年期の不調まで、「休むのが苦手な女性」の心と身体をゆるめる丁寧なオーダーメイド施術を行っています。
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